ITの基礎知識|ITパスポート・基本情報

メモリ

2017.10.12

情報処理技術者試験での学習内容

【応用情報・基本情報】
・メモリの種類,特徴,メモリ選択の考え方を修得し,応用する。
・主記憶装置の構成,メモリシステムの構成,記憶階層など,記憶装置の仕組みを修得し,応用する。
・記録媒体の種類,特徴を修得し,応用する。

【ITパスポート】
・メモリの種類と特徴を理解する。
・記録媒体の種類と特徴を理解する。

(1)メモリの種類と特徴 ITパスポート 基本情報 応用情報

半導体の記憶回路,磁気記憶,光記憶を用いたメモリなどの種類があること,半導体メモリ(IC メモリ)の種類,特徴(揮発性,不揮発性,アクセス速度,容量,コスト,物理サイズなど),代表的な用途,システム設計におけるメモリの選択の考え方を理解する。

用語例:RAM,ROM,DRAM,SRAM,リフレッシュ,マスクROM,PROM(Programmable Read Only Memory ), EPROM ( Erasable Programmable Read Only Memory ), EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory),フラッシュメモリ,SDRAM(DDR2 SDRAM,DDR3 SDRAM)

(2)主記憶装置の構成 基本情報 応用情報

主記憶装置の構成,主記憶装置内のデータがアクセスされるアドレス選択動作,アクセス動作などの手順を理解する。

用語例:記憶部,アドレス選択機構,読取り書込み機構,ECC(誤り検出訂正),パリティ

(3)メモリシステムの構成と記憶階層 ITパスポート 基本情報 応用情報

記憶階層の構成,キャッシュメモリからデータを主記憶に書き出す方式の種類と特徴を理解する。また,キャッシュメモリからデータを主記憶に書き出す方式を理解する。

用語例:補助記憶,ディスクキャッシュ,ライトスルー,ライトバック,ダイレクト方式,フルアソシエイティブ方式,セットアソシエイティブ方式,連想メモリ,命令キャッシュ,データキャッシュ

(4)アクセス方式 基本情報 応用情報

主記憶装置を高速化するメモリインタリーブ方式を理解する。

用語例:バンク

(5)メモリの容量と性能 基本情報 応用情報

アクセス時間とサイクル時間,キャッシュメモリのヒット率,ミス率,実効アクセス時間,ミスペナルティなど,メモリの容量と性能の関係を理解する。

(6)記録媒体の種類と特徴 ITパスポート 基本情報 応用情報

取り外しできる記録媒体(リムーバブルメディア)の種類,記録容量,可搬性,利用法,用途などの特徴を理解する。

用語例:読出し専用型,追記型,書換型,ハードディスク,SSD(ソリッドステートドライブ),光ディスク,CD(CD-ROM,CD-R),DVD(DVD-ROM,DVD-RAM,DVD-R),ブルーレイディスク,光磁気ディスク,MO,半導体ディスク,フラッシュメモリ(USB メモリ,SD カード),ストリーマ,DAT,RAM ファイル

 

あるプログラムは,命令 a ~ d を次の順で実行する。 各命令の実行に必要なクロックサイクル数(CPI:Cycles Per Instruction)は, 表のとおりである。 CPU の1クロックサイクル時間を 10 ナノ秒とするとき, この命令列の実行時間は何ナノ秒か。 ア:  30 イ:  40 ウ:  200 エ:  300

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マルチプロセッサ環境で動作するOSの特徴に関する記述のうち、適切なものはどれか。 ア: 疎結合マルチプロセッサシステムでは、主記憶とデータを共有する。 イ: 疎結合マルチプロセッサシステムでは、主記憶に存在する物理的に一つのOSによって制御される。 ウ: 密結合マルチプロセッサシステムでは、各タスクはどのプロセッサでも実行できるので、タスク間で同期を取る機能が必要になる。 エ:...

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プロセッサが割込みを発生するのはどの場合か。 ア: インタリーブ方式によるメモリバンクの切り替え完了 イ: キャッシュメモリに対するヒットミスの発生 ウ: 入出力開始命令の実行 エ: 浮動小数点演算命令実行によるあふれ(オーバーフロー)の発生

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