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【応用情報・基本情報】
代表的なミドルウェアの役割,機能を修得し,応用する。

ミドルウェア

情報処理技術者試験での学習内容

【応用情報・基本情報】
代表的なミドルウェアの役割,機能を修得し,応用する。

(1)ミドルウェアの役割と機能 基本情報 応用情報

OS と応用ソフトウェアの中間に位置する各種ミドルウェアの役割と機能,ミドルウェアの選択と利用の考え方を理解する。

用語例:応用プログラム間連携ソフトウェア,DBMS,通信管理システム,ソフトウェア開発支援ツール,運用管理ツール,TP(Transaction Processing:トランザクション処理)モニタ

(2)シェルの役割と機能 基本情報 応用情報

シェルは,利用者からのコマンド,指示を受けてそれを解釈し,プログラムの起動,制御などカーネルの機能を呼び出す役割をもつこと,及び代表的なコマンドを理解する。

用語例:コマンドインタプリタ,BShell,CShell,COMMAND.COM,cmd.exe

(3)API 基本情報 応用情報

応用プログラムから見たAPI の役割,機能を理解する。

用語例:関数,ライブラリ,Web API,API 仕様

(4)ライブラリ 基本情報 応用情報

プログラムやマクロなどを格納するライブラリを理解する。

用語例:ソースライブラリ,オブジェクトライブラリ,ロードライブラリ,DLL(Dynamic Link Library),クラスライブラリ

(5)コンポーネントウェア 基本情報 応用情報

オブジェクト指向技術を基盤としたソフトウェアの部品化によるソフトウェア開発手法であるコンポーネントウェアの考え方,代表的なコンポーネントウェア技術を理解する。

用語例:コンポーネント,Java Beans,ActiveX,CORBA

(6)開発フレームワーク 基本情報 応用情報

アプリケーションソフトウェアの標準構造の実装に使われるクラスやライブラリの集まりである開発フレームワークの考え方,代表的なフレームワークを理解する。

Apache Struts,CakePHP,Spring,Ruby on Rails

ミドルウェアの役割と機能

この記事での学習内容 基本情報 応用情報

 

OS と応用ソフトウェアの中間に位置する各種ミドルウェアの役割と機能,ミドルウェアの選択と利用の考え方を理解する。

用語例:応用プログラム間連携ソフトウェア,DBMS,通信管理システム,ソフトウェア開発支援ツール,運用管理ツール,TP(Transaction Processing:トランザクション処理)モニタ

ミドルウェアの役割と機能

ミドルウェアは、オペレーティングシステムと応用ソフトウェアの中間に位置するソフトウェアの総称です。応用プログラム間連携ソフトウェアともいいます。

ミドルウェアには、データベース管理システム、通信管理システム、ソフトウェア開発支援ツール、運用管理ツール、TPモニタなどがあります。これらのソフトウェアはプログラミングやプログラムの実行管理の基本的なソフトウェアとはいえませんし、業種や業務の実務を担う応用ソフトウェアとも言えません。

ミドルウェアを共通基盤として利用することによって、応用ソフトウェアの開発の効率化、および応用ソフトウェアの間の連携の標準化が可能です。

応用プログラム間連携ソフトウェア

応用プログラム間連携ソフトウェアはミドルウェアの別名です。例えば、データベース管理システムは、ファイルにアクセスするインタフェースを高水準かつ柔軟にすることにより、購買管理システム、生産管理システム、販売管理システムなどの応用プログラム間の連携を容易にします。

DBMS(DataBase Management System)

DBMS(データベース管理システム)はファイルに含まれるデータ群を、多角的かつ標準的なアクセスが出来るように管理するシステムです。応用ソフトウェアの間でファイルを受け渡しする必要がなくなり、それぞれが一つのデータベースにアクセスする形で、データを共有できます。また、DBMSはデータ処理の共通機能を提供するので、応用ソフトウェアの開発を効率化したり、ユーザが直接利用したりすることができます。

通信管理システム

コンピュータ間の通信のために、高水準かつ標準的なインタフェースを提供するシステムです。パソコンのオペレーティングシステムには、ネットワーク制御の機能があることが多いですが、本格的な応用ソフトウェアは、ミドルウェアである通信管理システムが用いられることが多いです。

ソフトウェア開発支援ツール

ソフトウェア開発支援ツールは、ソフトウェアの要求分析、設計、開発、試験を支援するソフトウェアの総称です。プログラミングのためのコンパイラというツールがあったのに対して、ソフトウェア開発が大規模な仕事であるという考え方による広い総称です。

運用管理ツール

運用管理ツールは、コンピュータやネットワークの運用のための高水準な機能を持つソフトウェアです。基本的な運用管理機能はオペレーティングシステムに含まれます。本格的な応用情報システム向きのミドルウェアが運用管理ツールです。システムの関し、オペレータ作業の自動化、セキュリティ管理などを行います。

TPモニタ

TP(Transaction Processing)モニタは、通信回線を経由するトランザクション(取引)単位を応用ソフトウェアとオペレーティングシステムの中間で監視・制御するミドルウェアです。

 

その他の主要なミドルウェアとして、障害監視システム、トランザクションスケジューリング、システム資源管理などがあります。

 

シェルの役割と機能

この記事での学習内容 基本情報 応用情報

シェルは,利用者からのコマンド,指示を受けてそれを解釈し,プログラムの起動,制御などカーネルの機能を呼び出す役割をもつこと,及び代表的なコマンドを理解する。

用語例:コマンドインタプリタ,BShell,CShell,COMMAND.COM,cmd.exe

シェルの役割と機能

シェルは、オペレーティングシステムのカーネルに対して、コマンドインタプリタやグラフィカルユーザインタフェースなどの外周の部分です。オーペレーティングシステムを階層化して、標準化や柔軟性を図ります。

カーネル・コアに対して、貝殻のようにそれらを守るということで、”Shell”(=貝殻の意)と呼ばれています。

機能としては、プログラムの起動や制御など、カーネルの機能を呼び出す、ユーザの入力を受け付けてコマンドをOSのカーネルに伝えるといったものです。

コマンドインタプリタ

コマンドインタプリタは、コマンド走査型のオペレーティングシステムのシェルの代表的なプログラムです。ユーザの入力したコマンドの種類とパラメータを解釈して、カーネルの該当機能へ引き継ぎます。

 

API

この記事での学習内容 基本情報 応用情報

応用プログラムから見たAPI の役割,機能を理解する。

用語例:関数,ライブラリ,Web API,API 仕様

API

API(Application Programming Interface:アプリケーション・プログラミング・インタフェース)とは、応用ソフトウェアから利用できるオペレーティングシステムのモジュール、プログラミング言語のライブラリモジュール、及びそれらの利用規約のことです。

多くのアプリケーションに共通する、文字処理、画像処理、入出力、ウィンドウ制御などがその例です。エンドユーザによるプログラミングを推進する役割もあります。

 

ライブラリ

この記事での学習内容 基本情報 応用情報

プログラムやマクロなどを格納するライブラリを理解する。

用語例:ソースライブラリ,オブジェクトライブラリ,ロードライブラリ,DLL(Dynamic Link Library),クラスライブラリ

ライブラリ

ライブラリとは、応用ソフトウェアでよく利用される関数や機能などを一箇所にまとめて、共用できるようにしたもののことです。

提供される形式や利用形態によって、以下の様なものがあります。

ソースライブラリ

ソースライブラリは共用するためのライブラリとして提供されるソースモジュールの集合です。応用ソフトウェアの共通部分をカバーすることによって、開発を効率化します。

APIやオブジェクトライブラリとは異なり、応用ソフトウェアとあわせてコンパイルして用いられます。

オブジェクトライブラリ

オブジェクトライブラリは、共用するためのライブラリとして提供される、実行形式のモジュールの集合です。

クラスライブラリ

ライブラリのうち、オブジェクト指向に基づいて設計・作成されたライブラリのことをクラスライブラリと呼んでいます。

ロードライブラリ

ロードライブラリは、共用するためのライブラリとして提供される、実行形式のモジュールで、主モジュールと連結されて実行されます。

DLL(Dynamic Link Library)

DLL(ダイナミックリンクライブラリ)は、共用するためのライブラリとして提供される、動的リンクを用いた実行形式のモジュールの集合です。

 

コンポーネントウェア

この記事での学習内容 基本情報 応用情報

オブジェクト指向技術を基盤としたソフトウェアの部品化によるソフトウェア開発手法であるコンポーネントウェアの考え方,代表的なコンポーネントウェア技術を理解する。

用語例:コンポーネント,Java Beans,ActiveX,CORBA

コンポーネントウェア

コンポーネントウェアは、ソフトウェアのコンポーネント(部品、モジュール)の総称です。ハードウェアやソフトウェアと同じように命名したものです。

Java Beans

Java Beansとは、Java言語でプログラミングされたオブジェクトライブラリです。Java言語で書かれたコンポーネントウェアとその技術仕様ともいえます。

開発フレームワーク

この記事での学習内容 基本情報 応用情報

アプリケーションソフトウェアの標準構造の実装に使われるクラスやライブラリの集まりである開発フレームワークの考え方,代表的なフレームワークを理解する。

開発フレームワーク

開発フレームワークとは、システム開発を標準化して効率的にすすめるための全体的な枠組みです。ソフトウェアをどのように開発すべきかを、再利用可能なクラスなどによって示し、特定の用途に使えるようにしています。

例えば、Webアプリケーションを開発するための、JavaのStrutsやSpring、RubyのRuby on Rails、PHPのCake PHP等のWebアプリケーションるフレームワークがあります。