情報処理技術者試験での学習内容
【応用情報】
・バスの種類,特徴,制御方式,標準規格を修得し,応用する。
【基本情報】
・バスの種類,特徴,構成のあらましを理解する。
(1)バスの種類と特徴 基本情報 応用情報
コンピュータ内部でデータをやり取りするための伝送路であるバスの種類,特徴,内部バス(CPU 内部バス),外部バス,拡張バスなどの分類,転送方式を理解する。
用語例:アドレスバス,データバス,コントロールバス(制御バス),システムバス,メモリバス,入出力バス,シリアルバス,パラレルバス
(2)バスのシステムの構成 基本情報 応用情報
バスのシステムの構成には,命令の読込みとデータのアクセスを分離したハーバードアーキテクチャ,両者を分離せず同一のバスでアクセスするプリンストンアーキテクチャがあること,アーキテクチャごとの特徴を理解する。
(3)バスの制御方式 応用情報
複数の装置がバスを共有している場合に,どの装置がバスを使用するかを決めるバスの制御方式や,具体的な動作を理解する。
用語例:バスアービタ,バスマスタ,集中制御方式,割込み方式,ポーリング方式
(4)バスのアクセスモード 応用情報
外部データバス幅を制御するモードであるバスのアクセスモード,その動作,モードを指定することによって,バス幅を指定できることを理解する。
(5)バスの容量と性能 基本情報 応用情報
バス幅を意味するバスの容量,クロック周波数を意味するバスの性能,バスのスループットの計算方法を理解する。
(6)バスの標準規格 応用情報
バスの標準規格の種類と特徴を理解する。
用語例:PCI(Peripheral Component Interconnect)バス,PCI Express,IEEE 1394,ANSI-X3.131(SCSI),USB(Universal Serial Bus)