正解: ア
解説:
近年の開発手法を整理します。
ローコード開発(Low-Code Development)は,GUIで部品やテンプレートを組み合わせることを主体としつつ,必要な箇所には一部コードを記述することも可能な開発手法です(選択肢ア)。
ローコード開発の代表的な例としては、以下の製品が知られています。
業務アプリ開発系
- Microsoft Power Apps、OutSystems、Mendix
- GUIで大部分を作りつつ、数式・スクリプト・カスタムコンポーネントの記述ができる
Webサイト・CMS系
- WordPress
- ローコード製品というより、CMSの代表選手
- コードを記述すること無く、更新可能なWebサイトが構築できる
- その気になれば、HTML/CSS/PHPのコードを駆使して、好きなようにカスタマイズも出来る。
- Webflow
ノーコード開発(No-Code Development)は,コードを一切記述せずに,GUI操作だけでアプリケーションを作成する手法です(選択肢イ)。
ノーコード開発の代表的な例としては、以下の製品が知られています。
業務アプリ・データベース系
- kintone(サイボウズ)、Notion Database
- フォーム・ワークフロー・集計まで設定だけで作れる
Webサイト・LP系
- Wix、Squarespace、STUDIO(日本製)
選択肢ウはフレームワークを使った開発の説明です。
選択肢エはRPA(Robotic Process Automation)の説明です。システム操作の手順を記録・登録し,定型作業を自動実行させる技術です。
ローコードとノーコードの違いは「コードを書けるかどうか」です。ローコードのほうが柔軟性が高く,ノーコードのほうが非エンジニアでも扱いやすいという特徴があります。
実際の製品は境界が曖昧なものも多いですが、IPAの試験においては「ローコード=一部コードを書く余地がある」「ノーコード=一切書かない」という定義とされているようです。