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基本情報技術者 令和6年公開問題 科目A 問14

2026.06.17

システムの開発部門と運用部門が別々に組織化されているとき,システム開発を伴う新規サービスの設計及び移行を円滑かつ効果的に進めるための方法のうち,適切なものはどれか。

  • ア 運用テストの完了後に,開発部門がシステム仕様と運用方法を運用部門に説明する。
  • イ 運用テストは,開発部門の支援を受けずに,運用部門だけで実施する。
  • ウ 運用部門からもシステムの運用に関わる要件の抽出に積極的に参加する。
  • エ 開発部門は運用テストを実施して,運用マニュアルを作成し,運用部門に引き渡す。

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正解: ウ

解説:

新規サービスの設計・移行を円滑に進めるポイントは,運用部門が早い段階(要件定義の段階)からプロジェクトに参画することです。運用しやすさ(運用要件)は後工程で付け足すのが難しく,上流で組み込んでおく必要があるためです。

各選択肢を検討します。

  • ア:運用テスト完了後に初めて説明を受けるのでは遅すぎます。運用部門は仕様を理解しないままテストを終えたことになり,円滑な移行になりません。
  • イ:運用テストは運用部門が主体となって行うものですが,開発部門の支援を一切受けないのは非効率です。不具合の切り分けや仕様確認には開発部門の協力が不可欠です。
  • ウ:運用部門が要件抽出の段階から積極的に参加する。最も適切です。正解。 運用に関わる要件(監視,バックアップ,障害時手順など)を上流から反映できます。
  • エ:運用テストの主体は運用部門です。開発部門がテストもマニュアル作成も済ませて一方的に引き渡すやり方では,運用部門にノウハウが移転されません。

開発と運用の連携という観点は,DevOps の考え方にも通じるテーマです。