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基本情報技術者 令和6年公開問題 科目A 問19

2026.07.08

図は,製品の製造上のある要因の値 x と品質特性の値 y との関係をプロットしたものである。この図から読み取れることはどれか。

  • ア x から y を推定するためには,2 次回帰係数の計算が必要である。
  • イ x から y を推定するための回帰式は,y から x を推定する回帰式と同じである。
  • ウ x と y の相関係数は正である。
  • エ x と y の相関係数は負である。

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正解: エ

解説:

散布図は 2 つの変数の関係を視覚的に確認する QC七つ道具の一つです。

  • 正の相関:一方が増えると他方も増える(右上がりの分布)→ 相関係数は正(0 より大きい)
  • 負の相関:一方が増えると他方が減る(右下がりの分布)→ 相関係数は負(0 より小さい)
  • 無相関:傾向が見られない → 相関係数は 0 付近

本問の図は,x が大きくなるほど y が小さくなる右下がりの分布なので,相関係数はです。よってが正解,ウは誤りです。

残りの選択肢も確認します。

  • ア:分布はおおむね直線的(線形)な傾向を示しており,1次(線形)回帰で推定できます。2次回帰係数が「必要」とまではいえません。
  • イ:x から y を推定する回帰直線(y を x で回帰)と,y から x を推定する回帰直線(x を y で回帰)は,一般に異なる直線になります。両者が一致するのは相関係数が ±1 の(全点が一直線上にある)場合だけです。