DBMS におけるデッドロックの説明として,適切なものはどれか。
- ア: 2相ロックにおいて,第1相目でロックを行ってから第2相目でロックを解除するまでの状態のこと
- イ: ある資源に対して占有ロックと占有ロックが競合し,片方のトランザクションが待ち状態になること
- ウ: あるトランザクションがアクセス中の資源に対して,ほかのトランザクションからアクセスできないようにすること
- エ: 複数のトランザクションが,互いに相手のロックしている資源を要求して待ち状態となり,実行できなくなること
DBMS におけるデッドロックの説明として,適切なものはどれか。
正解: エ
解説
DBMS ( DataBase Management System )とは、共有データとしてのデータベース管理し、 データに対するアクセス権の要求に応えるソフトウェアである。 プロセスが排他的に1つのレコードを占有(ロック)しそれが複数あるとき、 占有していないレコードにあるプロセスがアクセスしようとすると、占有している プロセスが終了するまでそのプロセスは待ち状態となる。この状態が双方で 起こると共に待ち状態となる。このことをデッドロックという。データベース上に 不具合が発生ない様に DBMS がデッドロックを起こし、プログラムに通知することもある。 よって、正解は(エ)である。