情報処理技術者試験での学習内容
【応用情報・基本情報】
・画面設計,帳票設計,コード設計の考え方,手順,手法を修得し,応用する。
・ユニバーサルデザインの考え方を応用した望ましいインタフェースを修得し,応用する。
【ITパスポート】
・インタフェース設計の考え方を理解する。
(1)画面設計・帳票設計 ITパスポート 基本情報 応用情報
1.画面設計
画面設計の考え方,手順,手法,代表的な入力チェックの方法を理解する。また,入出力項目とデータベースの対応,入出力項目の処理の対応を理解する。
用語例:画面構成,情報の検索,情報の関係性,利用者の用語,情報提示ストーリ,ストーリボード,部分送信,ニューメリックチェック,フォーマットチェック,リミットチェック,組合せチェック,照合チェック,バランスチェック,チェックキャラクタ,穴埋め方式,メニューインプット方式,フォーマットエラー,論理エラー,シーケンスエラー
2.帳票設計
帳票設計の考え方,手順,手法を理解する。また,プリンタの種類やコピー方法などの装置制約事項と帳票設計の関係,フォームオーバレイや専用の事前印刷用紙への出力,入出力項目とデータベースの対応,入出力項目と処理の対応を理解する。
用語例:出力特性,入力特性
(2)コード設計 基本情報 応用情報
コードの種類と特徴,利用目的や適用分野に合わせたコード設計の考え方,手順,手法を理解する。
用語例:順番コード,区分コード(分類コード),桁別コード,表意コード,合成コード
(3)Web デザイン ITパスポート 基本情報 応用情報
Web デザインにおけるユーザビリティの考え方,ユーザビリティを向上させるための手法,スタイルシートの利用によるデザイン全体の統一や,複数種類のWeb ブラウザ対応などを考慮してWeb デザインすることを理解する。また,ユーザビリティに関する国際規格が存在すること,ユーザビリティ評価手法,Web サイトのナビゲーションの手法を理解する。
用語例:フレーム,空間近接原理,アフォーダンス,サイト内検索機能,ISO 9241,サイトマップ,クロスブラウザ,プログレッシブエンハンスメント
(4)人間中心設計 基本情報 応用情報
ユーザビリティの向上を目的とした,人間中心設計の考え方,プロセスを理解する。
用語例:ISO 13407,使用状況の理解と明示,利用者と組織の要求事項の明示,設計による解決策の作成,要求事項に基づく設計の評価
(5)ユニバーサルデザイン ITパスポート 基本情報 応用情報
ユニバーサルデザインの7 原則の考え方を理解する。また,情報技術分野においても,イラストによる説明,音声読み上げ,Undo(取消)機能など,ユニバーサルデザインの考え方を応用したインタフェースのあり方,設計手法を理解する。
用語例:WAI(Web Accessibility Initiative),WCAG 1.0(Web Content Accessibility Guidelines 1.0)
(6)ユーザビリティ評価 基本情報 応用情報
ユーザビリティ評価の考え方と手法を理解する。
用語例:ヒューリスティック評価