ITの基礎知識|ITパスポート・基本情報

ITパスポート 令和6年 公開問題 問10

2024.12.06

不正競争防止法で規定されている限定提供データに関する記述として、最も適切なものはどれか。

  • ア: 特定の第三者に対し、1回に限定して提供する前提で保管されている技術上または営業上の情報は限定提供データである。
  • イ: 特定の第三者に提供する情報として電磁的方法によって相当量蓄積され管理されている技術上または営業上の情報(秘密として管理されているものを除く)は限定提供データである。
  • ウ: 特定の第三者に提供するために、金庫などで物理的に管理されている技術上または営業上の情報は限定提供データである。
  • エ: 不正競争防止法に定めのある営業秘密は限定提供データである。

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正解: イ

不正競争防止法における「限定提供データ」とは、以下の要件を満たすデータが該当します。

1. 業として特定の者に提供される情報: 企業が業務として特定の相手に提供する情報であること。
2. 電磁的方式により相当量蓄積されていること: データが電磁的な方法で相当量蓄積されていること。
3. 電磁的方式により管理されていること: データが電磁的な方法で管理されていること。
4. 技術上または営業上の情報であること: データが技術的または営業的な情報であること。
5. 秘密管理性がないこと: データが秘密として管理されていないこと。

これらを踏まえると、他の選択肢はそれぞれ以下の理由で限定提供データの要件を満たしません。

  • ア: 「1回に限定して提供する前提」ということだが、限定提供データに提供回数に関する要件は無い。
  • ウ: 「金庫などで物理的に管理されている」ということだが、限定提供データは「電磁的方法」で管理されている必要がある。
  • エ: 「営業秘密」とあるが、秘密管理性が無いことが限定提供データの要件なので異なる。