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基本情報技術者 令和7年公開問題 科目A 問11

2026.05.26

E-R モデルにおけるエンティティの特徴はどれか。

  • ア エンティティとインスタンスとは,1 対 1 の対応関係をとる。
  • イ エンティティとなり得るものは,物的に実現するものである。
  • ウ エンティティは,特性を表すための属性(アトリビュート)をもつ。
  • エ 異なった種類のエンティティ間の関係は,主として状態遷移として表現される。

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正解: ウ

解説:

E-R モデル(Entity-Relationship Model:実体-関連モデル)は,データベース設計において現実世界をモデル化するための手法です。

各選択肢を検討します。

  • ア:エンティティは「顧客」「商品」「注文」などの概念の集合体(型)であり,個々の具体的なデータ(例:山田太郎,商品A)がインスタンスです。1つのエンティティに対して複数のインスタンスが存在するため,1対1ではなく 1対多 の関係です。
  • イ:エンティティには「顧客」「商品」のような物理的に存在するものだけでなく,「注文」「予約」「契約」のように概念的・事象的なものも含まれます。「物的に実現するもの」に限定されません。
  • ウ:エンティティは,そのエンティティを特徴付ける属性(アトリビュート)を持ちます。例えば「顧客」エンティティなら「顧客ID」「氏名」「住所」などが属性です。これが正しい説明です。
  • エ:エンティティ間の関係はリレーションシップ(関連)として表現されます(1対1,1対多,多対多など)。状態遷移は状態遷移図(State Transition Diagram)で表現するもので,E-Rモデルとは別の概念です。