ITの基礎知識|ITパスポート・基本情報

メモリシステムの構成と記憶階層

2017.10.12

この記事での学習内容 ITパスポート 基本情報 応用情報

記憶階層の構成,キャッシュメモリからデータを主記憶に書き出す方式の種類と特徴を理解する。また,キャッシュメモリからデータを主記憶に書き出す方式を理解する。

用語例:補助記憶,ディスクキャッシュ,ライトスルー,ライトバック,ダイレクト方式,フルアソシエイティブ方式,セットアソシエイティブ方式,連想メモリ,命令キャッシュ,データキャッシュ

記憶階層

コンピュータの各種の記憶装置は、CPUから補助記憶装置まで、次のような階層構造を持ちます。このことを記憶階層といいます。

高速で小容量のレジスタから、低速で大容量の補助記憶媒体まで、順序よく階層にすることによって高速性と大容量とを両立させます。

ディスクキャッシュ

ディスクキャッシュは、主記憶装置と補助記憶媒体との間に、高速なメモリを置いて高速化する技術、又はそのための半導体メモリのことです。

使用頻度の高いデータを高速なメモリに置けば、いちいち補助記憶媒体からデータを読み込む必要が無いので、速度が向上します。