ITの基礎知識|ITパスポート・基本情報

基本情報技術者 令和7年公開問題 科目A 問17

2026.05.27

インターネット上の生成 AI サービスを利用する際に,オプトアウトを設定することはどのような場合に有効か。

  • ア 個々の利用者が,自身が生成 AI から得た情報に対して,著作権を主張したい場合
  • イ 個々の利用者が入力した情報を,生成 AI の学習に利用させたくない場合
  • ウ 個々の利用者が入力した情報を,生成 AI を通じて,他の利用者にも知ってほしい場合
  • エ 生成 AI から得た情報の信ぴょう性を高めたい場合

Show answer

正解: イ

解説:

オプトアウト(Opt-out)とは,特定の情報の取り扱いや活動への参加について,事前に「拒否」の意思を示すことです。反対語はオプトイン(Opt-in)で,事前の同意が必要な方式です。

生成AIサービスでのオプトアウトは,「自分が入力したデータをAIモデルのトレーニング(学習)に使用しないよう求める」設定です。

各選択肢を検討します。

  • ア:AIが生成した情報への著作権主張は,法的に別途検討が必要な問題であり,オプトアウトで解決するものではありません。
  • イ:入力情報を学習に使わせたくない場合,オプトアウトを設定することで,自分の入力データがモデルの改善・学習に使用されることを拒否できます。これが正しい用途です。
  • ウ:入力情報を他ユーザに知ってほしい場合は,オプトアウトとは逆の方向(情報を共有・公開する方向)の話です。
  • エ:AIが出力する情報の信頼性向上は,モデルの品質やRAG(Retrieval-Augmented Generation)などの技術に関する問題であり,オプトアウトとは無関係です。