横軸を点数(0~10点)とし、縦軸を人数とする度数分布のグラフが、次の黒い棒グラフになった場合と、グレーの棒グラフになった場合を考える。二つの棒グラフを比較して言えることはどれか。
- ア: 分散はグレーの棒グラフが、黒の棒グラフより大きい。
- イ: 分散はグレーの棒グラフが、黒の棒グラフより小さい。
- ウ: 分散はグレーの棒グラフと、黒の棒グラフで等しい。
- エ: 分散はこのグラフだけで比較することは出来ない。
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横軸を点数(0~10点)とし、縦軸を人数とする度数分布のグラフが、次の黒い棒グラフになった場合と、グレーの棒グラフになった場合を考える。二つの棒グラフを比較して言えることはどれか。
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正解: イ
解説:
分散とはデータのばらつきの度合いを示す指標である。
度数分布をグラフ化した時、平均値の近辺にデータが集中していればばらつきの度合い(=分散)は小さく、逆に広い範囲に散らばっているときはばらつきの度合いは大きくなる。
問題のグラフをみると、グレーのグラフは平均値近辺に集中しているが、黒のグラフの方が値がバラけている。このことから、グレーのグラフの分散は小さく、黒のグラフの分散は大きいことがわかるので、正解はイとなる。