基本情報過去問 基本情報技術者 平成20年秋 問4 2017年9月1日 管理人 コメントする 浮動小数点演算において、絶対値の大きな数と絶対値の小さな数の加減算を行なったとき、絶対値の小さな数の有効けたの一部又は全部が結果に反映されないことをなんというか。 ア: 打切り誤差 イ: けた落ち ウ: 情報落ち エ: 絶対誤差 解答を見る 正解: ウ 解説: 各選択肢の説明は以下の通り。 ア: 打切り誤差とは、割り切れない場合などで、計算を途中でやめることで生じる誤差。 イ: けた落ちとは、値がほぼ等しい値同士の減算において、有効桁数が減ることである。それ以降の計算に影響をあたえるため、計算順序を入れ替えて対処する。 ウ: 情報落ちとは、絶対値の差が非常に大きい値同士の演算において、小さい方の値が有効桁数を下回るために計算結果に反映されないこと。絶対値の差が非常に大きい多数の値の演算では、絶対値の順に演算することで対処する。 エ: 絶対誤差とは、真の値と測定値の差。 閉じる