ITの基礎知識|ITパスポート・基本情報

基本情報技術者 平成22年春 問29

2017.11.10

関係データベースの説明として,適切なものはどれか。

  • ア: 属性単位に,属性値とその値をもつレコード格納位置を組にして表現する。索引として利用される。
  • イ: データを表として表現する。表間は相互の表中の列の値を用いて関連付けられる。
  • ウ: レコード間の関係を,ポインタを用いたデータ構造で表現する。木構造の表現に制限される。
  • エ: レコード間の関係を,リンクを用いたデータ構造で表現する。木構造や網構造も表現できる。

 

 

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正解: イ

解説

関係データベース( Relational DataBase )とは、データを2次元の 表形式・関係表にまとめたものを指す。関係表はレコード(行)、フィールド (列)、ダブル(組)、アトリビュート(属性)から構成される。

  • ア: 属性とは、関係を構成する列の定義域のことを指す。関係データベースでは、 属性値とその値を持つレコード格納位置は君として表現しない。
  • イ: 関係データベースの正確な表記である。よって、正解である。
  • ウ: ポインタとは、変数のアドレスを記憶する変数のことを指す。 リスト構造においてはデータ項目の位置情報に関連があるが、関係データベースや データ構造とは関係がない。
  • エ: リンクとは、文章から他の文章や画像へ移動するための位置情報であり、 関係データベースやデータ構造とは関係がない。