ITの基礎知識|ITパスポート・基本情報

データベースの操作(2)

2017.10.31

この記事での学習内容 ITパスポート 基本情報 応用情報

関係データベースのデータの操作として,集合演算(和,差,積,直積),関係演算(選択,射影,結合,商)などを理解する。

用語例:関係代数

 

データベースの集合演算

集合演算は、集合同士の演算であり、関係演算よりも基本的な演算として使われます。

和集合演算

和集合演算は、表Aと表Bのすべての行を合わせた表を作る演算です。同じ行は一つで済ませます。

差集合演算

差集合演算は、表Aのうち、表Bと同じ行を取り除いた表を作る演算です。

 

積集合演算

積集合演算は、表Aと表Bの両方にある行だけの表を作る演算です。同じ行は一つで済ませます。

直積集合演算

直積集合演算は、表Aの行と表Bの行のすべてを組み合わせた行で構成される表を作る演算です。列の数や属性はAとBの間で異なっていても構いません。

更新系のデータ操作

更新系のデータ操作には、挿入、更新、削除があります。

  • 挿入: 表に新しいレコードを挿入する。
  • 更新: 表の指定した項目を更新する。
  • 削除: 表から指定したレコードを削除する。