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バスのシステムの構成には,命令の読込みとデータのアクセスを分離したハーバードアーキテクチャ,両者を分離せず同一のバスでアクセスするプリンストンアーキテクチャがあること,アーキテクチャごとの特徴を理解する。
バスのシステムの構成
バスは3つ以上の装置が、バス(交通)の停留所を用いて乗り合いするように接続する伝送路です。他の結線方法に比べて単純なのが特徴です。
速度の遅い入出力装置のバスを、高速な装置用のバスと階層構造にする方法もあります。
ノイマンアーキテクチャとハーバードアーキテクチャ
ノイマンアーキテクチャは主記憶に命令もデータも格納する方式です。Pentiumなどの多くのCPUはこの方式です。
プログラムを記憶するメモリとデータを記憶するメモリを別にした構成をハーバードアーキテクチャといい、マイコンなどで使われる方式です。命令とデータに同時にアクセスできるので、高速化に向いています。
最近の高性能CPUチップでは両方の長所を活かした設計が利用されているものもあります。