ITの基礎知識｜ITパスポート・基本情報

基本情報技術者平成22年春問4

2017.09.25

フィードバック制御の説明として、適切なものはどれか。

ア：　外乱による影響を検知してから修正動作を行う。
イ：　外乱に弱く、それらの影響を増幅させてしまう。
ウ：　外乱を検知して、その影響が出ないように修正動作を行う。
エ：　外乱を予測して修正動作を行う。

基本情報過去問 , 計測・制御に関する理論

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正解：　ア

解説：

フィードバック制御とは、現在の状況を常に検知して数値化し、目標値と比較して制御する方式。

外乱とは、外部からの影響要因のことで、フィードバック制御にとっては、現在の状況の値と目標値の差となって現れる。よって、この差に対して修正動作を行い、外乱による影響を縮小できるのがフィードバック制御である。

なお、検知できるのは「外乱の影響」であって、外乱そのものではない。また、外乱を予測することも出来ない。