ITの基礎知識|ITパスポート・基本情報

基本情報技術者 平成18年春 問53

2017.09.22

通信回線のパリティチェック方式(垂直パリティ)に関する記述のうち、適切なものはどれか。

  • ア: 1ビットの誤りを検出できる。
  • イ: 1ビットの誤りを訂正でき、2ビットの誤りを検出できる。
  • ウ: 奇数パリティならば1ビットの誤りを検出できるが、偶数パリティは1ビットの誤りも検出できない。
  • エ: 奇数パリティなら奇数個のビット誤りを、偶数パリティならば偶数個のビット誤りを検出できる。

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正解: ア

解説:

パリティチェックは「誤り検出」のための方式であり、1ビットの亜やまりを検出できる機能なので、アが適切な選択肢となります。

  • イ: 1ビットの誤り訂正と2ビットの誤り検出が出来るのは、ハミング符号方式のことです。
  • ウ、エ: 偶数パリティと奇数パリティは、値が1となるビットの個数が異なるだけで、選択肢のように誤り検出の精度が異なることはないので、ウ、エともに不適切な選択肢となります。