調歩同期方式(スタートストップ方式)のデータ転送において、偶数パリティによる誤り検出方式を用いて、文字T(JIS7単位符号1010100)を送出した。正しく受信した時のビット列はどれか。ここで、送出はスタートビット(0)、文字の低位ビットから高位ビット、ストップビット(1)の順とし、受信したビットを左から順に記す。
- ア: 0001010101
- イ: 0001010111
- ウ: 1001010110
- エ: 1001010111
調歩同期方式(スタートストップ方式)のデータ転送において、偶数パリティによる誤り検出方式を用いて、文字T(JIS7単位符号1010100)を送出した。正しく受信した時のビット列はどれか。ここで、送出はスタートビット(0)、文字の低位ビットから高位ビット、ストップビット(1)の順とし、受信したビットを左から順に記す。
正解: イ
解説:
問題文に、ビットの並び順が示されているので、それを元に実際にビット列を作って、各選択肢をチェックしていきます。
まず、スタートビット(0)が最初(最も左)に来るので、この時点でウ、エは該当しなくなります。
次に文字Tの文字コードですが、低位→高位の順で送出するため、問題文に示されているコードとは逆の並びとなり、「0010101」となります。
文字の次にパリティビットですが、問題文に偶数パリティとありますので、文字Tとパリティビットをあわせて、1の数が偶数になりようにパリティビットを設定します。
文字Tの1の数は3つなので、パリティビットには1を設定します。
最後に、ストップビット(1)を設定し、選択肢イと同じ、
「0001010111」というビット列が出来上がります。