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基本情報技術者 令和5年公開問題 科目A 問18

2026.08.17

イノベータ理論では,消費者を新製品の購入時期によって,イノベータ,アーリーアダプタ,アーリーマジョリティ,レイトマジョリティ,ラガードの五つに分類する。アーリーアダプタの説明として,適切なものはどれか。

  • ア 新しい製品及び新技術の採用には懐疑的で,周囲の大多数が採用している場面を見てから採用する層
  • イ 新商品,サービスなどを,リスクを恐れず最も早い段階で受容する層
  • ウ 新商品,サービスなどを早期に受け入れ,消費者に大きな影響を与える層であり,流行に敏感で,自ら情報収集を行い判断する層
  • エ 世の中の動きに関心が薄く,流行が一般化してからそれを採用することが多い層であり,場合によっては不採用を貫く,最も保守的な層

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正解: ウ

解説:

イノベータ理論(普及学)は、新製品・新技術の普及過程における消費者を、採用時期の早い順に次の 5 つに分類する。

  • イノベータ(革新者):リスクを恐れず最も早い段階で新しいものを受け入れる層(全体の約 2.5%)
  • アーリーアダプタ(初期採用者):新しいものを早期に受け入れ、自ら情報収集し判断する、流行に敏感な層。他の消費者への影響力(オピニオンリーダー的な役割)が大きい(約 13.5%)
  • アーリーマジョリティ(前期追随者):慎重派だが、平均より早く新しいものを取り入れる層(約 34%)
  • レイトマジョリティ(後期追随者):懐疑的で、周囲の多数が採用してから追随する層(約 34%)
  • ラガード(遅滞者):最も保守的で、流行が一般化してもなお採用に消極的な層(約 16%)

上記の各層の比率の値は、「ロジャースの普及モデル」における理論値となっており、実測値ではありませんので注意してください。値の出典元:エベレット・ロジャース(Everett M. Rogers)『Diffusion of Innovations(イノベーション普及学)』(初版1962年、邦訳『イノベーションの普及』)

 

設問はアーリーアダプタの説明を問うており、正解はウ。なお、アはレイトマジョリティ、イはイノベータ、エはラガードの説明である。