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基本情報技術者 令和5年公開問題 科目A 問10

2026.08.11

図のような構成と通信サービスのシステムにおいて,Webアプリケーションの脆弱性対策のためのWAFの設置場所として,最も適切な箇所はどこか。ここで,WAFには通信を暗号化したり,復号したりする機能はないものとする。

  • ア a
  • イ b
  • ウ c
  • エ d

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正解: ウ

解説:

WAF(Web Application Firewall)は、HTTPリクエストの中身(パラメータなど)を検査し、SQLインジェクションやクロスサイトスクリプティングといったWebアプリケーション層の攻撃を検知・遮断するための機器である。したがって、WAFが検査対象とするHTTP(またはHTTPS)通信の内容を平文の状態で監視できる場所に設置する必要がある。

本問では、通信はインターネット区間とファイアウォール〜SSLアクセラレータ間はHTTPSで暗号化されており、SSLアクセラレータで復号された後、Webサーバとの間(c の位置)でHTTP(平文)となっている。WAFには復号機能がないため、暗号化されたままのa・bの位置に置いても通信内容を検査できない。また d はWebサーバとデータベースサーバ間の通信であり、WAFが守るべきWebアプリケーションへのHTTPリクエストの経路ではない。

したがって、平文のHTTP通信を検査できる c の位置が正解となる。