ITの基礎知識|ITパスポート・基本情報

基本情報技術者 平成16年秋 問79

2017.10.26

情報バリアフリーに該当するものはどれか。

  • ア: 音声や手書き文字などの限られた手段でしか入力できない場合でも,情報機器を活用することができる環境
  • イ: 携帯電話や自動車電話の様に,利用者が移動しながら通信端末を利用することができる環境
  • ウ: 情報通信手段の活用によって,通勤時の時間的・精神的なロスのない勤務形態を実現できる環境
  • エ: モバイルコンピューティング,ホームネットワークなどによって,個人がシームレスにコンピュータを利用できる環境

 

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正解: ア

解説

情報バリアフリーとは、情報通信分野において、身体障害者でも支障なく一般人と 同様に情報通信を利活用できる様にすることを指す。アクセシビリティ (Accessibility )やユニバーサルデザイン等で情報バリアフリーが進んできている。

  • イ: 利用者が移動しながら通信端末を利用する環境を『移動体通信』とよぶ。 携帯電話の様な音声通話が主な使用用途だが、データ通信用途での活用が現在進んでいる。
  • ウ: 情報通信手段の活用によって、通勤時の時間的・精神的なロスのない勤務形態を 実現できる環境を『 SOHO( Small Office Home Office )』と言う。 仕事でインターネットなど IT、デジタル情報通信を積極的に活用する新しいワークスタイルとされる。
  • エ: モバイルコンピューティング、ホームネットワークなどによって、 個人がシームレスにコンピュータを利用できる環境を『ユビキタスコンピューティング』とよぶ。 コンピュータの存在を意識させることなく、必要に応じてネットワークに 蓄積されたデータを参照しながら、自動的に他のコンピュータと連携して処理を行う。