ITの基礎知識|ITパスポート・基本情報

基本情報技術者 平成21年春 問6

2017.10.02

配列と比較した場合の連結リストの特徴に関する記述として、適切なものはどれか。

  • ア: 要素を更新する場合、ポインタを順番にたどるだけなので、処理時間は短い。
  • イ: 要素を削除する場合、削除した要素から後ろにある全ての要素を前に移動するので、処理時間は長い。
  • ウ: 要素を参照する場合、ランダムにアクセスできるので、処理時間は短い。
  • エ: 要素を挿入する場合、数個のポインタを書き換えるだけなので、処理時間は短い。

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正解: エ

解説:

連結リストは、ポインタにより前後の要素をたどることが出来るデータ構造で、挿入・削除が頻発する場合に適する。

  • ア: 要素を更新する時は、ポインタを順番にたどっていくので、処理時間は長くなる。よって不適切。
  • イ: 要素を削除する時に、後ろの要素全てを書き換えるのは配列の場合に必要な処理なので、誤り。
  • ウ: 要素をランダムに参照することが出来るのは、配列の特徴なので、誤り。