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ITパスポート 令和6年 公開問題 問18

2025.01.06

コーポレートガバナンス を強化した事例として、最も適切なものはどれか。

  • ア: 女性が活躍するために労務制度を拡充した。
  • イ: 迅速な事業展開のために、他社の事業を買収した。
  • ウ: 独立性の高い社外取締役の人数を増やした。
  • エ: 利益が得られにくい事業から撤退した。

 

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正解: ウ

コーポレートガバナンス(企業統治)は、企業が適切に運営されるための仕組みやプロセスを指しますので、個別具体的なビジネス上の取り組みというものではありません。

  • ア : 女性の活躍は昨今様々なシーンでテーマとはなっていますが、そのための労務制度の整備が直接コーポレートガバナンスの強化につながるわけではありません。
  • イ : 他社の事業買収は「M&A」という事業の内容にかかわるテーマですが、コーポレートガバナンスは事業の内容と直接かかわるテーマではありません。
  • エ : 不採算事業からの撤退は、リスク管理の観点からはコーポレートガバナンスと関係なくもないですが、問われているのは「コーポレートガバナンスの強化」の事例かどうかですので、不採算事業からの撤退がガバナンスの強化につながるとは言えないでしょう。