ITの基礎知識|ITパスポート・基本情報

データベースの物理設計

2017.10.30

この記事での学習内容 基本情報 応用情報

データベースの物理設計では,アクセス効率,記憶効率の側面からデータベースの最適化を図ることを理解する。また,磁気ディスク上に記憶される形式や論理データ構造の物理データ構造へのマッピングなど,データベースの物理的構造を設計する際の留意事項を理解する。

用語例:ディスク容量見積り,論理データ構造のマッピング,ファイル編成,最適ブロック設計,物理入出力,性能評価,コンプレッション,デコンプレッション,性能改善ポイント

データベースの物理的構造

データベースの物理的構造はディスク上に記憶される形式のことです。論理データ構造を、物理データ構造にマッピング(対応付けて当てはめる)します。

データベースの物理設計においては、データベースの構成要素(特に表・索引・一時作業域など)の容量を積算して、余裕を加味した上で、磁気ディスクなどの使用料を見積もる必要があります。

その上で、運用と保守の効率を考えて物理的構造を設計し、性能を評価して、構造を改善します。