ITの基礎知識|ITパスポート・基本情報

初級システムアドミニストレータ 平成21年春 問37

2017.10.24

データのバックアップに関する記述のうち、適切なものはどれか。

  • ア: バックアップからの復旧時間を最短にするために、差分バックアップ方式を採用する。
  • イ: バックアップからの復旧処理でランダムアクセスを可能にするために、磁気テープにバックアップする。
  • ウ: バックアップしたデータの整合性を保証するために、バックアップ処理と業務処理が重ならないようにスケジューリングする。
  • エ: バックアップ処理の時間を最短にするために、同一記憶媒体にバックアップする。

 

 

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正解: ウ

解説:

  • ア: バックアップからの復旧時間が最短になるのはフルバックアップなので、誤り。
  • イ: 磁気テープはランダムアクセスを行えず、通常バックアップからの復旧処理には順次アクセスのほうが適しているので、ランダムアクセスを行う必要もないため、誤り。
  • ウ: 通常、バックアップ処理は業務処理とバッティングしないように運用の計画をたてるので、この選択肢が適切。
  • エ: バックアップ処理の時間を短縮するためには、差分バックアップや増分バックアップを行うが、同一記憶媒体にバックアップするかどうかとは関係せず、バックアップは基本的に別媒体に取得したほうが良いので、誤り。