ITの基礎知識|ITパスポート・基本情報

基本情報技術者 平成17年秋 問36

2017.10.24

あるコンピュータ上で、異なる命令形式を持つ別のコンピュータで実行できる目的プログラムを生成する言語処理プログラムはどれか。

  • ア: エミュレータ
  • イ: クロスコンパイラ
  • ウ: 最適化コンパイラ
  • エ: ジェネレータ

 

 

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正解: イ

解説:

クロスコンパイラは、マイコンや組み込み系など開発環境を持つのが難しい機器向けの開発を行う場合などに用いられる。

  • ア: エミュレータは別のコンピュータの擬似的な実行環境を提供するものなので、誤り。
  • ウ: 「最適化」はコンパイラの1機能であり、コンピュータの実行に最適な実行ファイルを作成するものなので、別のコンピュータ向けの実行ファイルを生成する機能ではない。よって誤り。
  • エ: ジェネレータはパラメータを与えることでプログラムを生成するプロセッサなので、誤り。