ITの基礎知識|ITパスポート・基本情報

初級システムアドミニストレータ 平成21年春 問7

2017.10.20

仮想記憶方式が主記憶に及ぼす効果はどれか。

  • ア: 主記憶の実効アクセス速度が速くなる。
  • イ: 主記憶の情報が電源を切っても消えない。
  • ウ: 主記憶の見かけ上の容量が増加する。
  • エ: 主記憶をキャッシュメモリとして使用できる。

 

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正解: ウ

解説:

仮想記憶方式は、補助記憶装置の一部を主記憶のように使うことで、主記憶の見かけ上の容量が増加する方式。

  • ア: 主記憶よりも遅い、HDDなどの補助記憶装置を使うので遅くなる。
  • イ: 電源を切ると主記憶の内容が消えるため、HDD上には残っていたとしても次回のシステム起動時に無効となる。
  • エ: キャッシュメモリは主記憶とHDDの速度差を補うもののため、主記憶をキャッシュメモリとして使うことはありえない。