正解: ウ
解説:
スタックは、後入れ先出しのデータ構造なので、関数や手続きを呼び出す際に、戻り番地や処理途中のデータを一時的に保存するのに適したデータ構造です。
例えば、関数 A の中で関数 B を、関数 B の中で関数 C を呼ぶ場合、以下の順で処理すると、関数 A の続きを実行できる。
- push ”関数B終了後の関数Aの再開位置”
- push ”関数C終了後の関数Bの再開位置”
- 関数Cを実行
- pop (”関数C終了後の関数Bの再開位置”が得られる)
- 関数Bの続きを実行
- pop (”関数B終了後の関数Aの再開位置”が得られる)
- ア: 2分探索木は木構造の一種で、探索向きのデータ構造。
- イ: キューは先入れ先出しのデータ構造なので、待ち行列の実装に向く。
- エ: 双方向探索リストは、挿入削除が頻発する場合に適する。