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初級システムアドミニストレータ 平成21年春 問57

2017.09.14

コンピュータで使われている文字コードの説明のうち、適切なものはどれか。

  • ア: ASCIIコードはアルファベット、数字、特殊文字及び制御文字からなり、漢字に関する規定はない。
  • イ: EUCは文字コードの世界標準を作成しようとして考案された16ビット以上のコード体系であり、漢字に関する規定はない。
  • ウ: Unicodeは文字の1バイト目で漢字か分かるようにする目的で制定され、漢字とASCIIコードを混在可能にしたコード体系である。
  • エ: シフトJISコードはUNIXにおける多言語対応の一環として制定され、ISO規格として標準化されている。

 

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正解: ア

解説:

  • イ: ECUコードは、UNIXに於ける日本語用の文字コード。文字コードの世界標準を作成しようとして考案されたのはUnicodeである。
  • ウ: Unicodeは文字コードの世界標準を作成しようとして考案されたもの。「文字の1バイト目で漢字か分かるようにする」というのは、シフトJISコードの特徴である。
  • エ: シフトJISは文字の1バイト目で漢字か分かるようにする目的で制定され、漢字とASCIIコードを混在可能にしたコード体系である。UNIXに於ける日本語用の文字コードで、ISO規格となっているのはEUCである。