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基本情報技術者 平成14年秋 問15

2017.10.24

素子の動作は比較的遅いが、集積度を高めることが可能なので、プロセッサや周辺の回路を1個のチップに搭載した大規模LSIを安価に製造でき、プロセッサの主流として広く使用されている半導体はどれか。

  • ア: CMOS
  • イ: DRAM
  • ウ: ECL
  • エ: TTL

 

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正解: ア

解説

CMOSは大規模LSIを安価に製造できるのでプロセッサの主流として広く使用されている。

  • イ: DRAMは低速で一定時間ごとにリフレッシュ動作が必要なメモリで、主記憶装置に用いる。
  • ウ: ECL(エミッタ・カップルド・ロジック)もLSIを構成する素子だが、非常に高速であり高熱を発するため集積度は低い。
  • エ: TTL(トランジスタ・トランジスタ・ロジック)もLSIを構成する素子だが、消費電力が大きく製造コストが高い。