ITの基礎知識|ITパスポート・基本情報

初級システムアドミニストレータ 平成20年秋 問22

2017.10.06

インタプリタ方式によるプログラムの特徴として、適切なものはどれか。

  • ア: 一般にコンパイル方式よりも処理が高速であり、大規模なプログラムの作成に向いている。
  • イ: 生成される目的プログラムがコンパイルによるものよりも大きくなる。
  • ウ: バッチ処理専用であり、会話的処理では使用できない。
  • エ: プログラムを1行ずつ翻訳しながら実行するので、処理時間がかかる。

 

Show answer

正解: エ

解説:

コンパイラは、一括で機械語に変換するため、コンパイルに時間はかかるが実行は速く、大規模なプログラム向き。

インタプリタは必要になった行をその都度機械語に変換するので、コンパイルは不要だが実行速度は遅い。また、目的プログラムは生成しない。

なお、バッチ処理、会話型処理、いずれであってもコンパイラでもインタプリタでも実現は可能だが、大量のデータを扱うことが多いバッチ処理には処理速度に優れるコンパイラ方式のほうが向いている。