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基本情報技術者 平成23年秋 問3

2017.10.19

コンピュータで連立一次方程式の解を求めるのに, 式に含まれる未知数の個数の3乗に比例する計算時間がかかるとする。 あるコンピュータで 100 元連立一次方程式の解を求めるのに2秒かかったとすると, その4倍の演算速度をもつコンピュータで 1,000 元連立一次方程式の解を 求めるときの計算時間は何秒か。

  • ア:  5
  • イ:  50
  • ウ:  500
  • エ:  5,000

 

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正解: ウ

解説:

100 元連立一次方程式の解を求めるのに2秒かかる場合、1,000 元連立一次方程式の解を求めるときの計算時間を計算する。この場合、「未知数の個数の3乗に比例する」 と指定されているので、「個数がn倍になると、計算時間はn3倍」となる。これらの条件から計算時間を a 秒 とすると以下のようになる。

a = 2 × 103 = 2000(秒)

4倍の演算速度をもつコンピュータで計算した場合は、計算時間は4分の1になるので 500(秒)となる。